靴でダイエット!?竹ふみウオーキング
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 かかと角度7℃に隠された秘密=ウオーキングで竹ふみ効果も得られます筋力の衰えは老化を進行させる最大の要因
代表的な有酸素運動=ウオーキング
ウオーキングの健康効果をより高めるために
ロシオトレーニングシューズ
ウオーキングで健康度UP
- 足裏刺激で血行促進
歩きながら竹ふみ効果
- 履いて歩くだけで消費エネルギー1.5倍
毎日歩いているんだけどちっとも変わらな い・・・という方に
- 正しい歩き方が身に付き姿勢改善姿勢のゆがみが健康のゆがみに
猫背・反り背・O脚・X脚・・・
- 筋力UP・・・膝痛、腰痛の緩和
約2ヶ月の使用で 腸陽筋 24% 大腰筋 16.43% 腹直筋 30.13% それぞれUP
腹部脂肪横断面積 13.5%減
- 基礎代謝があがるので太りにくい体作り
食べてもふとらない! 過食を控えれば・・・!!
- 歩くだけで、ストレッチ&ミルキング
さあ始めよう!ロシオ健康ウオーキング!
#よいウオーキングのコツは食べ物屋の近くを通らないことだとか でもロシオならだいじょーぶ?!#
みかけは普通の靴ですが、より効果的な使い方があります。必ず説明をお聞き下さい。
(病院で治療中の方はお知らせ下さい)
ウオーキングで若返る脳
酸素を送り細胞育てる(10.22 日経)Z 短時間のウオーキングでもその努力をムダにさせません
デザイン9種類 サイズ22〜27
価格 11340円〜13440円
データ 日本整形外科学会認定スポーツ医 医学博士 松浦義和先生
日本臨床整形外科医学会で発表
**病気を防ぐダイエット=メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)→生活習慣病を予防するために ***内なる脂肪との闘い***
まず、体脂肪率 男20% 女25%
BMI=20〜24
を目指しましょう。
最も良い方法は適度な運動の継続ですが、運動をすすめると、お客様の中には
・多忙でとても時間がとれない
・ちょっと、歩くだけで心臓があうつ
・膝、腰等の具合でどうしてもまとまった運動 が出来ない
・運動だけは勘弁して、という方
・運動するとおなかがすいて、つい食べすぎ逆効果になった
・いい汗かくとビールがうまくてのみすぎになっちゃうからねー ・・・
そんな方は一体どうしたらいいのでしょうか。
ダイエットで大事な事は
1.急激に体重を落とさないこと
2.栄養バランスを崩さないこと
3.最低限必要なカロリーはきちんととること です。
これを守らないと基礎代謝が低下し必ずリバウンドします。
また、肌荒れ、脱毛、貧血、生理不順、無月経、骨粗しょう症、口内炎などの病気をひきよせることになります。
ダイエットは短期決戦ではありません。時間をかけて体質を改善し、病気にかかりにくい体内環境を創り出す地道な作業です。
なにより大切なことは、健康状態をよくしながら、適正な体重、体脂肪を実現することです。
さて、太るのは、
摂取エネルギー(食事・間食・飲み物等)が
消費エネルギー(基礎代謝・活動・運動)を
上回っているからです。
「そんなに、食べていないのになぜか太る・・・」
「ごはんはほんのちょっと、間食もしない。でもやせない」
のは、つまり、それでもまだ、どこかでカロリーのとりすぎになっているのです。
ご飯はそう食べないが
・その分、パンや麺類をちょっと追加するとか
・夜、果物をしっかり食べるとか
・果糖ブドウ糖液糖のはいった飲み物を良く飲むとか、そんなことはないでしょうか。
もし、そういうこともない、ということなら、かなりの活動不足か考えられます。
いわば、本人は決して食べ過ぎていなくても、実際は"相対的な食べすぎ状態"ということになります。
かといって、さらに、食事量を減らすわけにはいきません。上記2,3の問題と、空腹ストレスが無視できないからです。
従って
1.今の食事内容と習慣を大きく変えることなく摂取カロリーを抑え、
2.持続的な運動が無理な方の新陳代謝を促進する方法を考えましょう。
***健康状態をそこなわず、適正な体重、体脂肪を実現する。
***摂取カロリーを抑える***
1.本当に食べない。
あるいはサラダばっかりの食事、こんにゃく、寒天などの単品食い・・・やせます。
が、体はガタガタに。最悪のダイエット
2.手術!!
胃袋を小さくする。顎が大きく開かないようにする。冗談? いや、アメリカでは決して珍しくないとか。
やせないと、死ぬよ。と、いわれるような人でなければ、ちょっとこれは・・・
3.下痢させる。センナ茶やにがりの乱用
体に良いわけありません。
4.摂取カロリーを適度におさえる天然植物を活用する。
5.低カロリー・バランス栄養の食事代替食でソフトファステイング
4と5については,栄養バランスをくずさず、ミネラル補給効果など体調を整えながら継続が可能です。
これについては、自信を持ってお奨めできる製品があります。
体調や食習慣、切迫度にあわせて最適の方法をお客様と一緒に考えます。
費用目安 月3150円〜18000円
***新陳代謝を高める***
友人は私よりたくさん食べるのにちっとも太らない.
私は水をのんでも太る。
という声をよくききます。これが本当だとしたら、何を意味しているのでしょうか。
一つは当然運動量の違いです。でももし、これもそれほど変わらないとすれば・・・
ここで、基礎代謝の問題が出てきます。
基礎代謝はもちろんじっと横になっていても勝手に消費するエネルギー(生命維持エネルギー)のことです。
ここで、突然クイズです。
体をうごかさず、考え事などをして静かにしている時、一番よく働くのはどこでしょうか。
1.心臓
2.脳
3.筋肉
答えは
熱産生による体温の維持に関わる筋肉です。基礎代謝エネルギーの40%をしめるといわれています。動かさなくても心臓より働いている筋肉!おそるべし。
他、肝臓12%胃腸8%・・心臓5%・・・
(1日10万回も拍動する心臓は意外とすくないですね)
この基礎代謝は総消費エネルギーの7割を占めるため同じ体重、同じ食生活、同じ運動量の人でも基礎代謝の違いで結果は大きく違ってきます。
"自分と同じようなあの人はあんなに食べても全然ふとらない、でも自分は・・・”
さて、基礎代謝の高低は何に起因するのでしょうか。
まず、季節要因と年代要因があります。
・冬は夏より高くなる。体が冷えないよう熱産生が高まる。
・40代の基礎代謝は18歳の2割減
新陳代謝の低下が主な原因
努力で改善可能なものとして
-
筋肉量(特に赤い筋肉・・・後述)
男性が女性より基礎代謝が高いのはこのためです。
また、運動の大きな目的の一つはここにあります。
- 体温
平熱が低いと、体内の酵素が活性化せず、基礎代謝が下がります。
車が冷えているとエンジンがかかりにくい
冷えた薪は燃えにくい
ハート的にも冷たい人は情熱的ではない・・・?
- 新陳代謝
上記低体温の場合、新陳代謝(細胞の生まれ変わり)も滞ります。人間の体は約2年ですべて入れ替わりますが低体温症の場合その期間が延びるといわれています。
たんぱく質はじめビタミンミネラル等のアンバランスも低代謝を招きます。
他、低下するのは、血行が悪い、加齢、ストレス、睡眠不足、慢性疲労・・・
- 呼吸
呼吸が浅いと、酸素を肺に十分取り込むことが出来ません。酸素がなければ、エネルギーを産み出すことができないのは当然のことです。燃える三条件
.材料・・・糖・脂肪・たんぱく質
.酸素・・・呼吸
.十分な温度・・・体温
十分な酸素と、適度な体温がエネルギーをつくりだすのに大変大事です。
腹式呼吸をこころがけ、日に何度かは深呼吸を行いましょう。
- 解毒 デトックス
私たちの体には、食事や呼吸,皮膚を通して様々な有毒物や、化学物質が知らず知らずに内に入り込んできます。
すぐ思い浮かぶものでは、
タバコの煙、排気ガス、建材由来の揮発物、エアコンなどからの、微小塵埃、水道水の残留塩素、野菜等の残留農薬、加工食品の一部の添加物・・・
過去、話題になったものでは、
PCB・・・当時すし屋さんが閑散となりました。
有機水銀・・・水俣病
カドミウム・・・イタイイタイ病
ダイオキシン・・・猛毒、発がん性、ゴミを燃やすと発生するため屋外でゴミをもやせなくなりました。
アスベスト・・・中皮種
環境ホルモン・・・ワニの精子減少。少子化の原因の一つ?
他にヒ素・窒素酸化物NOX・ポストハーベスト・アルミニウム・・
(体内で発生する有害物もあります。
活性酸素、アンモニア、尿酸、乳酸・・・)
私たちの体には勿論自浄作用があり、大半の有害物は解毒・代謝され呼気、尿、便、汗(ごく一部は爪、毛)として排出されます。しかし、水に溶けない物質は一部体内に残留します。その蓄積先は主に脂肪組織です。
そういう意味でも、体内脂肪を適正に保つことはとても大事なことになります。
さてこの体内に残留した蓄積有毒物は、酵素活性を阻害し新陳代謝、免疫、血流等に悪影響を与え、それがまた有害物の排出の働きを悪化させ・・・ 悪循環となります。
そして、病気発症の契機になったり、治癒の妨げになったりします。
では、どういう状態の人が特に解毒を必要とされるのでしょうか。
1)環境的に
・埃りっぽいところで仕事をしている。
・揮発性の化学物質を扱っている
・農薬、一部添加物の多い食材での食事
・バランスのくずれた食事、あるいは特定の食べ物に偏っている。
肉ばっかり、魚ばっかり、豆ばっかり、野菜ばっかり・・・・
・水分摂取が少ない(一日1.5〜2L必要)
2)体質的、体調的に
・体内脂肪(特に内臓脂肪)が多い
・低体温・血行不良・あまり汗をかかない
・冷え性
・便秘しやすい
・おしっこが少ない
・むくみやすい
・呼吸が浅い
・肝臓、腎臓の機能低下の方
さて、体の自然な働きとしての解毒は主に肝臓と腸管で行われています。
腸管
小腸の識別センサーが働き、血中に取り込まず大腸へ送り便として排出します。また、食物繊維は有毒物をからめとり、小腸から吸収されるのを防ぎます。
肝臓
小腸でチェックできなかったものは、血液から肝臓におくられ、そこで解毒酵素が働き、有毒物を分解、無毒化して胆汁とともに腸へ排泄します。
水に溶けるものは、一部腎臓で濾しだされ尿とともに体外へでます。
長くなりました。結論からいえば、有害物を取り込まないこと、腸管、内臓の本来の働きを引き出しより高めることが大切です。
- 姿勢
姿勢の悪さが、筋肉、内臓の不自然な圧迫→血流悪化→代謝低下につながります。
体を支える(姿勢を保つ)大事な筋肉の一つ脊柱起立筋をストレッチしましょう。
一番簡単な方法は、肩回し運動です。連続して右、左、右と、まず前回し、次は後ろ回ししましょう。
すぐ、背中が温まるのがわかります。歩きながらすればさらに効果的。
- よく噛む
総消費エネルギーの内10%が食事により発生する熱産生エネルギーです。ご飯を食べると、体が温かくなるのは、誰もが感じることです。
よく噛むことは、唾液の分泌を促すと同時に消化管運動への気合いれのような効果があります。
特に、朝しっかり噛んで適量食事することは一日の活動力を高める神経(交感神経)への気合入れにもなります。朝は決して抜いたり、飲み物だけにせず少しでもいいので、よく噛んで食べましょう。噛んでるうちにどんどん目が覚め、頭がクリアーになるのが実感てきます。
これが、夜の良い睡眠にもつながります。
また、食べすぎを防ぐ効果はいうまでも無いと思います。
以上、基礎代謝を高める7つの要因について考えてきました。このうち、3.新陳代謝を高める 5.解毒については、自信をもってお奨めできる製品があります。
費用目安 1ヶ月3150〜9240円
最後に燃焼系ダイエット
病気を防ぐダイエット 内なる脂肪との闘い パート2
今までのまとめ
1.摂取カロリーを抑える
2.消費カロリーを高める
・基礎代謝
・食事による体熱産生エネルギー
・生活活動代謝
さて、燃焼系ダイエット
”こんな運動しなくても・・・”というコマーシャルで有名になりました。しかし本当に運動しなくてもいい訳ではありません。
“あんな運動”まではしなくてもいいということなのです。
脂肪をとかす、あるいは燃焼系といわれるダイエットサプリメントは(主なものは古くはウーロン茶、プアール茶から始まって月見草、ガルシニア、キトサン、黒酢、アミノ酸、COQ10,アルファリポ酸、塩化カルニチン、カプサイシン、カテキン、ゴーヤ・・・)主に、生活活動、運動代謝をたかめるものです。
確かに脂肪の分解酵素の働きをよくする、燃焼効率をあげる、溶けた脂肪を組織へ送りやすくする等の作用があるといわれています。
(また、上にあげたものの中には、燃やすのではなく脂肪の吸収を抑えるもの、脂肪よりむしろ糖質を燃えやすくするものもありますが、いづれも、脂肪をもやしてやせるとのイメージが先行しているような気がします。)
しかし、燃やしやすい状態になった脂肪を消費するためには、必ず、生体の活動が必要です。
溶けた脂肪をエネルギーに変えなければ、脂肪は出戻りになります。
使いみちのない預金をあなたはおろしますか?
活動、運動をほとんどしなくても、脂肪が燃え、やせることができるというのは、いいすぎ(
期待のしすぎ)ではないでしょうか。
電気製品をフル活用する主婦、デスクワーク中心の方、体力的に運動の持続が無理な方などはこれらのダイエットはそれほど効果が上がるとは思えません。
(こういう方はすでに記したとおり、摂取カロリーを適度に抑える方法が向いていると思います。)
逆に言えば、運動はしているが、結果がでない。仕事では結構体を動かしているが、なぜか太っていく、というような方にはいいのではないでしょうか。
エネルギーをとり出す時、まず燃えるのは糖質です。ウオーキングの場合、最初の20〜30分は主に糖が燃え、その後、糖にかわって脂肪が燃えます。だから、体内脂肪を減らすためにはある程度の運動の持続が必要です。
*** どうして糖質が先に燃えるのか。 ***
糖質に比べ、脂肪はその中に酸素分子が少ないからです。だからこの脂肪を分解するのには多量の酸素が必要になります。
たとえれば、紙をボール状にするとき、ふんわりと丸めたのが糖質、硬くしっかり固めたのが脂質です。火をつけたときどちらが、先に燃えるでしょうか。明らかです。
この燃えにくい脂質を燃やすための工夫=
運動と同時に燃焼系サプリメントを摂取すれば、より効率的に体内脂肪
(一番に普通預金=内臓脂肪
続いて定期預金=皮下脂肪)
をエネルギーに変えることが出来、また、運動による疲労を低減することができます。
これに関しては自信を持ってお奨めできる製品があります。
生活習慣、運動の量、体調、疲労度により最適の方法を選びましょう。
費用目安 4800円〜8190円
結論
ということから、健康度をUPしながら適正な体重・体脂肪をえるには、
まず、.適度な運動の継続がベストです。
ただし、ショートケーキ1個 300カロリー 平地ウオーキング 90分 300カロリー
つまり、ケーキ一つ食べたら、1時間半歩かないと消費できない!!
というように、普通の運動量だけでやせるのはかなり難しい面もあります。
そこで、運動量がどうしても不足する方は
1. 運動効率をあげる靴の活用(運動としてウオーキングを選んだ場合)
2. 脂肪燃焼を促進するサプリメントの摂取
(運動がほとんど出来ない方、もちろん、不足する方も)
3. 摂取カロリーを適度におさえるサプリメントの利用
4. 基礎代謝・新陳代謝をたかめる方法の実践
これらのことを、生活習慣や体質、体調にあわせて上手に組み合わせるのがよいと思います。
血流計・体脂肪計などを活用して、適切なアドバイスが出来ると思いますのでぜひ、ご相談下さい。
*メタボリックシンドロームを乗り越えPPKを目指す。
1.運動 2.食事 3.ストレス 4.睡眠 5.!!!・・・?
 飽食の時代
人はなぜ太るのか。太るとはなにか?
体のリスク管理の一環です。
人類は誕生以来飢餓に脅かされてきました。
人類誕生から現在までを1年とすると、その危機を脱したのは12月31日午後11時46分ごろといわれています。だから、人の体は飢餓対応型になっています。
つまり、とりすぎたエネルギーは飢餓にそなえできるだけ体内に保存しておこうというDNAが働きます。
脂肪はもちろん糖質も体脂肪という形でためこまれ、万一食えなくなった時にこれで凌ごうという訳です。いわば体内保存食です。店で言えば棚に並ばない在庫です。
これが過剰になれば、いろいろな弊害があるのは当然です。
(お知らせ=病気を防ぐダイエットの項参照)
************
体のリスク管理でいえば、熱がでる、痛む、下痢する等々という症状も同じです。
発熱するのは、ウィルスや細菌などを排除する攻撃エネルギーの現れ
痛みを感じるのは、体に異変があることを知らせる伝達システム
下痢は異物の体外追放
しかし、この対応が過剰であったり、長時間続くことになれば、生体に大きな負担をかけ、逆に体力・活動力を弱めるため、症状を抑えることが必要になります。
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メタボリックシンドローム完全克服のために
1.メタボリック脱出のためにはどんな運動が必要なのでしょうか?
口と胃の運動だけは得意という方もあるかもしれませんが、そうじゃなくて・・・
筋肉をきたえる=筋力、筋肉量UP
心臓や胃、子宮も筋肉ですがここでは骨格筋について考えます。
50代では、20代と比べ平均3割骨格筋肉量がおちます。
生体の活動のため、骨を動かすものが骨格筋です。
2種類あります。
1.赤筋 持続力にかかわる筋肉 酸素・エネルギー消費大
2白筋 瞬発力を生む筋肉 酸素、エネルギー消費小
エネルギー消費の多い赤筋を主に使うのが有酸素運動です。悠々燦々の礎?
代表的なものがウオーキング・スイミング・水中ウオーキング・低レベルエアロビクスなどです。
ジョギングは脈が上がりすぎることと、関節への衝撃のためシニアには不向きです。
屋外での運動がどうしても出来ない、続けられない方は、部屋で空いた時間に行いましょう。その場合、大きな筋肉(エネルギー消費が大きい)をつかう運動が効果的
大きな筋肉とは
1.いわゆる背筋=脊柱起立筋・・・上半身の姿勢保持
2.胸板=大胸筋
3.いわゆる腹筋=腹直筋、腹斜筋、腸腰筋・・・骨盤安定、上下半身をつなぐ。
背筋と腹筋の弱りが骨盤異常を引き起こす主要因
*** 骨盤の異常 ******
・骨盤が開いている・・・骨盤腔が大きいため胃腸がさがり子宮・卵巣を圧迫
生理不順、便秘をおこしやすい
・骨盤の反り・・・おしりとおなかが出っ張る。
腰痛・猫背になりやすく運動能力が落ちる
・骨盤のねじれ・・・血液、リンパ液の流れがわるくなり代謝が低下
冷え、むくみ、肌荒れ、肩こり
靴底をチェック
左右のへりかたがちがうと、ねじれタイプ、外側がへっていると骨盤開きタイプ
(O脚になりやすい)
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4.ふともも=大腿四頭筋・二頭筋、内転筋
いずれも、屋内で無理せず、おだやかな動きで鍛える方法があります。
くわしくは店頭で。
2.メタボリック脱出の第2の柱、食事
基本中の基本をいえば、
三食バランスよく(量的に)、
規則的に、
食べ過ぎないように、
いろんな食材(栄養バランス)を、
高カロリー、高脂肪、高塩分に注意して
よく噛んで、ゆっくり、三角食べで
味わって食べる。
さらに、間食はひかえめに、特に午後7時以降は避ける。
水分は少なくても、多くてもよくない。(1.5L〜2L) 冷たいものは控えめに。
酒は適量、たばこはやめる。
ということになります。
ところが、マスコミ等で、体によいと聞くと、上記の原則を忘れ
同じ食材を毎日のように繰り返し食べる。これは、どうでしょうか。
寒天・ヨーグルト・ココア・納豆・マトン・バナナ・リンゴ・・・などは、○○にい
いといってかなり偏った食べ方をしている方があります。
その他、基礎代謝をあげる食材とか、血圧や血糖を下げるメニューとか、どこかの地
方の珍しい食べ物が○○によいとか、
実にさまざまなものが紹介されますが、実際そんな食品やメニューばかり毎日食べていて
本当にいいのでしょうか。
食品には、プラス面とマイナス面があります。
コレステロールは少ないが、プリン体(代謝され尿酸が多く生成する)が多いとか
コレステロールは多いが、たんぱく質・ビタミン・ミネラルのバランスがいいとか
ビタミンや食物繊維が豊富だが体を冷やすとか
体を温めるが刺激が強いとか
いろんな食材を種類多く食べることで、それぞれのマイナスを打ち消しあい
本当に体によい食事になるのではないでしょうか。
健康に、食生活に気をつける人ほど
TV等で紹介される○○にいいといわれるものばかり食べる。
肉はやめて魚ばかりにしている。
動物性タン白は体に悪いので、豆腐、納豆等豆類ばかり食べている。
白飯をやめて、玄米にし、おかずは、野菜ばっかり。
という方も多く見うけられます。
これらは”肉ばっかりで、魚や野菜を食べない”と同じように偏った食べ方だと思い
ます。
それから、”肉”を、健康の敵のように考えている方もよくおられます。
特に牛肉などは、BSE問題以降、とてもイメージが悪くなったため、特に中高年の女性に嫌われている様に思えます。しかし、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル構成は申し分なく、体が温まり、パワーを引き出す、とてもよい食べ物です。良質のタンパク質といわれるのはこのためです。
ただ、脂質が多く、高カロリー、しかも、おいしいのでついつい食べ過ぎる、という
のがいけないのです。決して食べてはいけないのではありません。
また、豆類は体によい栄養がたくさん含まれ、カロリーも低いので、積極的にとりた
い食品ですが、反面プリン体は少なくないので、タンパク源を豆だけに頼り薬食いす
るのはかえってよくないと思います。
したがって、結論は、いろんなものを種類多く食べるのが大事ということになると思います。単品で偏った食べ方より以前から言われている1日30種類の食品を目標に摂取したほうが栄養バランスもよく、飽きることがなく、料理の色合いも、食感も、変化に富んだものになり、本当の丈夫な体作りになるでしょう。
たとえるなら、豪腕ピッチャーとホームランバッターだけのチームより、攻走守揃った連携プレーのすぐれた多彩な顔ぶれのチームの方が強い、ということです。
2つ目の問題 正しい食事の仕方、原則をわかっていても諸々の事情で実行できない場合です。これをキチンと継続して実行できる人は果たして何人あるでしょうか。
料理にそれほど時間をとれない。
外食が多い
家族で食事できるのは夕食だけなので、どうしても夕食偏重になる。
仕事の都合で、分かっていても出来ない
この場合、
解決策として3つの対策が考えられます。
正しい食習慣
・三食規則的に食べる
・三食、量の偏りをなくす
・腹8分目
・栄養バランスに気をつける
・適正カロリー・適正塩分・適正脂肪
・よく噛む
・三角食べ
・午後7時までの間食は控えめに
午後7時以降は控える(果物も)
・節酒・禁煙
・適量の水分 体重1kg当たり30〜40ml
1.正しい食べ方のうち、3つか4つを守る。たとえば、三食は規則的に腹8分目で食べるとか、よく噛んで三角食べで日ごとに肉→魚→豆とか、野菜の種類を変えるとか、
外食の場合は、少量多品種の視点でメニューをきめるとか。
2.日本人の場合食習慣として、朝はライト級、昼はミドル級、夕食はヘビー級にな
っている方が多いのではないでしょうか。
しかも、”夕”食ではなくむしろ、”夜”食にちかいものになっている。これは、メタボリック予防にとって、最大の敵だと思われます。
朝10の食事と、夜10の食事では、量は同じでも内臓脂肪に与える影響は大きく違
います。自律神経の働きで、朝のカロリーは活動エネルギーに活用され、夜のカロ
リーは飢餓に備えた保存食として脂肪組織に貯めこもうとします。
したがって、遅い夕食=7時以降は低カロリー・低脂肪の食材=鶏肉・白身の魚・豆を選び、緑黄色野菜、海草・きのこ類でボリューム感を出す。という、メニューが推奨されています。
3、サプリメントの活用
1.2.の方法もうまくいかないとき
適切な補助食品を正しく摂取するのもよいと思います。
健康食品は品質のばらつきが多く、含有する主成分はよくても、それを製品化する技
術の高低で作用に大きな差が出ます。
・天然の素材は、天候や季節、連作に影響を受けることが多い
有効成分が変動しやすいので、均質成分に保つ技術
・土中・水中の重金属、化学物質等を吸い上げているのでそれらの汚染物質の十分な除去など精製、抽出技術
・消化、吸収されやすい性状にする製造技術
・品質管理のレベル
したがって、十分信頼できるメーカーの製品を選択することが何より大切です。
さて、どんなサプリメントを摂取したらいいのか。
1。適正な体重・体脂肪を得るサプリメント 靴でダイエット!?のコーナーをお読みください。
2。特に栄養バランスが取りにくい方
・外食、コンビニ弁当、ファーストフードが多い
・好き嫌いがけっこうある
特に野菜が嫌い
・肉、揚げ物が欠かせない
・濃い味付けでないと食べた気がしない
これは、高カロリー・高塩分・高脂肪のメタボリック三冠王をめざす食生活といえるでしょう。
A.決定的に不足するものが食物繊維だと思われます。
***食物繊維とは***
食物繊維は消化も吸収もされず、食べ物のカスで働きは無いと考えられてきました。
ある地方が欧米と比べ格段に大腸の病気が少ないことから、研究がはじまり、その作
用の重要性が明らかになりました。
極端な言い方をすれば、食物繊維なしに大腸は動かないとさえいえます。
これが大腸の繊維喪失!!・・・?
野菜・イモ類・海草・きのこなどに多く含まれる多糖類でイメージとしてはふっくらした煙突ブラシ
水溶性食物繊維
糖・脂肪の吸収を緩やかにして、血糖、中性脂肪、コレステロールの上昇を防ぎます。
不溶性食物繊維
腸管の汚れをおとし、ぜん動運動を高め、善玉菌をすみやすくします。
ケーキやプリンのようなやわらかいものを20回30回とかむことはできません。逆に食物繊維の多い食材はよく噛まないと飲み込めません。
咀嚼を促す→唾液分泌↑→歯周病予防・あごの骨=歯槽骨、筋肉の衰え防止→小顔化、ひきしまった顔立ち
顎周辺の筋肉ポンプにより脳の血流増加→集中力↑、記憶力UP→認知症予防
ごはんもよく噛めばとっても甘い 噛めば甘露の日和あり
B.次にビタミン・ミネラル
例えると、車を走らせるのがガソリン。その燃焼効率を上げるのがオイル
人の体では、ガソリンは主に糖、オイルがビタミン・ミネラルです。
外食、加工ずみ食品は、食べやすさ、保存性を重視しているため、
水溶性ビタミンは時間とともに失われ,食感が固くなる食物繊維、カルシウム,がすくなくなります。
どうしてもある程度外食・コンビニ弁当・ファストフードに頼らざるを得ない方、
野菜嫌いの方、塩分、コレステロール、カロリー、脂肪気になる方によい製品があります。
費用目安 一ヶ月5040円〜
ただし、食物繊維のとりすぎには問題があります。食物繊維は、有害物の吸収を抑制すると同時に、有用物の吸収も多少妨げます。
特に食事でカロリー・脂肪に気をつけるあまり、玄米、雑穀等を主食にしおかずは野菜ばかりだと、タンパク質・ビタミン・ミネラルがやや不足し、なおかつ、過剰な食物繊維がそれら(脂溶性ビタミン・ミネラル=特に、鉄・亜鉛・カルシウム)の吸収を抑えるので、肌荒れ、貧血、口内炎、骨の弱り、イライラ、体力低下の原因になります。
それから、ストレスにより起こる痙攣性便秘(腹痛を伴うことが多い)の場合も多少
控えた方がいいと思います。
3.メタボリック脱出の第3の難敵、ストレス
幾山河越えさり行かばストレスの果てなん国ぞ今日も旅行く
ストレスを身にまといフラストレーションを詰め込んだ生き物、それが人間・・・
昔、ストレスという言葉を知って少し気が楽になったこともありました。
ストレスは万病のもと、と病気の原因にされたり
ストレスは人生のスパイスだ、と人生を奥行きの深いものにするよい刺激にされたりします。
いいストレス、悪いストレス、普通のストレス
ストレスやせ、ストレス太り。ストレスで拒食、ストレスで巨食。
ともかく、生きている以上ストレスを避けて通ることはできません。
いかに、うまく手なずけるか、
いかに、上手につきあうか
そして、いかに過剰なストレスによってかかる体への負担、悪影響を和らげるか
物理的、化学的・・・いろいろありますが、ここでは緊張、不快、不安、苦痛などを感じておきる精神的心理的ストレスを考えましょう。
精神的ストレスがかかると体内に何が起こるのでしょうか。
ストレスは生体への攻撃であると認識し、身構える態勢になります。
立ち向かって闘うか、それとも脱兎のごとく逃げるか。 闘争か逃走か
すると、行動の司令塔=間脳視床下部のコントロール下、交感神経の興奮を通じて”気合”ホルモン=アドレナリン(副腎髄質)の分泌が一気にUP、 行動のための力を強力にひきだそうとします。
行動のためのパワーはエネルギー源を急速に大量に組織へ送り込む事により得られます。つまり、血糖上昇、血圧上昇、脈増加、気管支拡張そして筋肉緊張
短期のストレスはこの後、リラックスの神経(副交感神経)が働き、行動エネルギー
をスローダウン、体を休息に導きます。血圧も脈も血糖も下降にむかいます。
人間世界の場合、ストレスは、生か死かというハードでギリギリのストレスではな
く、ゆるやかな、いつまでも長期にわたって続くストレスが多いと思います。
いわゆる、気持ちの休まる時がない、緊張状態の蓄積。
この場合、防御反応として大事な場所=脳と心臓に血液が集中、それ以外の組織は血流低下状態に。
血圧や血糖値、コレステロール、中性脂肪がジワジワ上昇
血行は悪くなり、皮膚、粘膜(口腔、鼻、目)は乾燥化、胃腸機能は低下する。
ストレスの長期預金で利子がつき
****自律神経****
ところで、人間の内部活動は自分の意識の及ばないところで
アクセル=交感神経と
ブレーキ=副交感神経で調節されています。
交感神経 血管収縮・血行は短期アップ長期ダウン・血圧上昇、脈拍増加、血糖上昇
尿酸値上昇、粘液分泌低下、瞳孔拡大、消化管活動低下
副交感神経 交感神経の逆
100m全力疾走のときおそらく交感神経100%、
ノンレム睡眠(脳睡眠)時、おそらく副交感神経100%。
この2つの自律神経のバランスがうまくとれることで人間の内部活動がコントロールされている訳です。
********
さて、ストレスに長期にさらされた時、この微妙な自律神経のバランスがとれず、
それこそジリッジリッと体調を崩していきます。
典型的なものは、夜不眠、日中倦怠感・・・夜アクセルがゆるまない。昼ブレーキ踏みすぎです。
精神的な症状も強くなり、日常生活に支障がでるものを自律神経失調症といいます。
でも、大半はそこまでいかずやや軽い不快感が続きますが、症状は人によりさまざまです。たとえば、 不眠・倦怠感のほか
めまい 立ちくらみ 耳鳴り 頭痛 顔のほてり・紅潮・発汗 肩こり 動悸
疲労感 冷え のぼせ 便秘、下痢 食欲不振、胃もたれ・・・
精神的症状 イライラ 不安感 無気力 集中力・記憶力の低下・・・
あげればキリがありません。
更年期障害は、閉経による女性ホルモン(=エストロゲン)の分泌低下が原因で上のような症状がおきます。
ホルモンバランス⇔自律神経 この二つは車の両輪です。どちらかのワッカに異常が
あると車は蛇行、スピード不安定、乗りごこちのきわめて悪い状態です。
これにストレスが重なったり、血行の悪い状態の方、疲労がたまっている方、体力の落ちている方、
貧血や、高血圧・低血圧・糖尿病のある方などは、症状が強く出ることがあります。
他、不規則な生活習慣、さらに几帳面でまじめ、融通のきかない性格、なども関係します。
でストレスに話をもどすと
うそ発見器なるものがあります。これはいわゆるストレスが体に与える影響を利用したものです。
運動などによる体温調節のためではなく、ストレスによる精神的発汗。手のひらの電気抵抗を測定します。
うそをつくとわずかに発汗。電気抵抗が下がり、心理ストレスがかかったことが推測されるわけです。
さて、どちらにしてもストレスから逃れることは難しい。 なので、ストレスによる体
への悪影響をふせぐ方法を考えましょう。 逆に考えてみましょう。
どんな体質の方がストレスによる悪影響をうけやすいか。
更年期障害が強く出やすい方と重なりますがもう一度まとめてみます。
1.体力がなく疲れやすい
2.体力以上の仕事をしている
3.冷え性・低体温・貧血気味
4.血行が悪い・・・ふだんから肩こり、腰痛、肌荒れをおこしやすい
5.代謝異常・・・血糖値、コレステロール、尿酸値が高い、血圧が高い・低い
6.内臓の機能が落ちている。
7.精神的要因・・・几帳面・まじめ・責任感が強い・いやといえない性格
ストレスにさらされた時の体内変化
1.代謝がわるくなる
2.血行が悪化する
3.免疫(抵抗力)が落ちる
4.気力が低下し行動力が下がる
体の働きの中でも、”最も弱い環”にストレスは強く影響し、そういうところに症状が強
く出ます。
(堤防など決壊するのは当然弱くなっている箇所です。それと同じことが言えます)
つまり、ストレスによって起こる体内の変化をしっかりと受け入れるだけの体力が十
分あるかどうか。
弱い環ができていないかどうか。
これがポイントになると思います。
高い健康体力←→通常の健康体力←→低下した健康体力←→(病気)←→体力さらに
低下←→(病気の進行)
低下した健康体力(漢方で未病といいます)→通常の健康体力、に回復させより高い
健康体力に保つのがストレスによる病気発症から身を守る最も大事なことになりま
す。
この部分は病院では得ることが出来ないし、病院の薬はそういうものではありませ
ん。病院の検査でもこの状態を判断することはできません。
病気のレベルであるかどうかを検査しますが、体力が落ちているかどうかを調べるも
のではないのです。
だから、体調が悪いのに検査ではどこも異常はないということがありえるわけです。
あえていえば、病院の薬は
(病気)→低下した健康体力までを目的としています。
低下した健康体力→通常の健康体力→高い健康体力は自らの努力と意欲で獲得するべ
きものです。
(日本の医療は国民皆保険による診療です。保険による治療である以上、体力UPま
で面倒見ることができないのは当然、という言い方も出来ます。)
高いレベルに健康体力を保つ。
例えば、ちょっとした傷ならほーっておいても治ります。これは、人間の体に自己治
癒力があるからです。
新陳代謝が活発であれば古い皮膚がはがれ、新しい皮膚ができてはやく傷がなおります。
しかし、体力が落ちている時、糖尿病などの病気がある時、ある種の薬をのんでいるときなどたいへん自然治癒がおくれます。
こういう自己治癒力、自然治癒力、生体調節機能(ホメオスタシス)をいかに高く維持するか。
ここが
1、食事2.運動・・・5。までメタボリックをふくめ病気全般早期克服のための核となる考え方です。
***
 4.メタボリック脱出の第4の柱、睡眠
ここ数年で向精神薬=抗精神病薬、睡眠薬、精神安定剤、抗不安剤、抗うつ薬、睡眠改善剤、鎮静剤・・・の生産量は数倍になっている。
社会的な不安、人間関係の複雑さ、生活リズムを崩しやすい生活環境、高齢化等が背景となって精神、心理状態のバランスがとりにくくなっていることをしめしている。
まず分かりやすい形で現れるのが不眠である。
睡眠のメカニズムを考えて見ましょう。
脳波(脳の活動に伴い発生するごく微弱な電流)をみた時、大きく3つに分かれます。
A.覚醒期 B.浅い睡眠時 C.深い睡眠時
B.はレム睡眠といい体は休んでいるが、脳は起きている状態。
主に、筋肉の緊張を解き、体の疲れを取る事と記憶情報の処理のための眠りです。
瞼を見ると目が動くのが分かります。夢を見ていることが多い。
C.はノンレム睡眠、脳睡眠ともいいます。
主に、精神(脳)疲労の除去と成長ホルモンの分泌、免疫増強の働きがみられます。
睡眠中、BとCは90分サイクルで交互に現れ目覚めへとすすみます。
*昔から、寝る子は育つ(成長ホルモン)
悪いやつほどよく眠る(精神的にタフ)
といいますがこれで頷けます。
*また、寝込みを襲うことは、体も頭も働かないので、とても有効な戦術といえます。
(吉良邸討ち入りの赤穂浪士、芹澤鴨を暗殺した新撰組・・・)
一方、眠りのタイミングは体内時計により調節されます。これは25時間リズムなので、これを24時間に修正するため、起床時の習慣が大事といわれています。(後述)
このレムーノンレム睡眠と生体時計のリズムがきちんと働いていれば、よい眠りが得られるはずです。
基本的に、眠りは生体の活動による脳と体の細胞のダメージを修復し、明日の活動に向けた準備をするものです。
したがって、不眠は日中の体の活動不足がベースにあると思います。
活動力の衰える中高年期に不眠が多いのはそのためです。
逆に脳の過剰活動、覚醒時の心配事、イライラ、不安、興奮、恐怖、などのストレスも当然不眠の原因になります。
明暗(昼夜)により松果体から分泌されるメラトニンが体内時計をコントロールし自律神経を調節して睡眠の条件をつくりだすのですが、過剰なストレスがこれを邪魔するのです。
(睡眠の条件=筋肉をゆるめる、血圧を下げる、呼吸をおさえる、体温を下げる・・・)
適度の体と脳の活動が良い睡眠につながるわけです。
現代人は、総じて体の活動不足と、過剰な脳への刺激にさらされており、不眠をきたしやすくなっています。
心地よい睡眠のために
A日中の運動・活動
起きたら、すぐカーテンを開け、電気もつけて光にあたりましょう。
テレビやラジオをつけ視覚や聴覚を刺激しましょう。
冷たい水で洗顔し、簡単なストレッチ運動をする。
朝ごはんをよく噛んでちゃんと食べる。
つまり、これから目を覚ましてしっかり活動しなさい、ということを体にいいきかせることになるわけです。これが、25時間リズムをリセットし日中の活動とその日の夜のよい眠りを得るための伏線になります。
適度に体を動かすことで、筋肉の緊張がほぐれ血行がよくなります。
外気にふれ、太陽の光を浴びることは体のリズムを整える上でたいへん効果的です。
(ただし、紫外線の害から体を守るため、帽子・サングラス・日焼け止め等活用しましょう)
日光浴はビタミンDの体内生成をうながし、カルシウムの吸収をよくします。
カルシウムは気分を落ち着かせるミネラルです。
B.入浴
お湯にゆっくり浸かりましょう。
時間は10分〜20分 温度は38〜40度 熱いお湯は逆効果です。
筋肉の緊張が解かれ、体をじっくり温めることで副交感神経の働きを引き出します。
ハーブ系や酵素系の入浴剤を活用して気分をリラックスさせましょう。
深呼吸などして体に対して一日ご苦労さんという気持ちをこめる。
就寝の1〜2時間前が最適
C.食べもの、飲み物
神経を安定させるカルシウムのおおいものを積極的に、興奮作用のあるカフェインの多いものは夕方以降控えめにする。
体を温める食べ物を主に、冷やす食べ物は控えめに。
(当店に食べ物一覧表あります)
夏は、体温を下げるために皮膚表面に血液が集まるため(放熱作用)内臓の血流量が相対的に低下。
冷たいもののとりすぎが、それを助長します。さらにエアコンで追い討ち。
過剰な冷えが、交感神経優位→副交感神経優位の自然な流れを抑制します。
カルシウムのおおいもの・・乳製品、海藻類、緑黄色野菜、小魚、
カフェインのおおいもの・・・・コーヒー、紅茶、新茶、一部の栄養ドリンク
D.照明、部屋の色、音、香り
部屋、寝室は照度を落とす。壁紙は赤系を避ける。緑、青系がいいといわれています。
音楽は気持ちの休まるBGM的なものをボリュームを落として聞く。
香りはお気に入りのものを。
E。寝具
基本的に、寝返りをしやすい寝具を選ぶ事が大事です。
寝返りは、睡眠中の血液の偏りや、筋肉負担の分散化という極めて大きな役割があります。
したがって、頭、首、腰等が落ち込んだりして、寝返りをしにくいものは使用しないほうがいいでしょう。
中途覚醒にはこの原因もあります。
睡眠障害をまとめてみます。
1.入眠障害・・・寝つきが悪い
2.熟睡できない・・・眠りが浅い。
夢をみたり、起きているのか、寝ているのかわからない状態が朝まで続く
3.中途覚醒・・・夜中に覚醒しあとどうしても寝られない。
4.早朝覚醒・・・夜遅く寝ても早朝に起きてしまう。
不眠対策
まず、A〜Eまでを実行してみてください。
そして、次のようにも考えて見ましょう。
就寝時刻や睡眠時間にあまりこだわらないようにしましょう。
趣味を生かす。屋内の趣味を作り、眠くなるまで趣味の世界に没頭する。
また2、3日寝なくてもどーってことはない。昼間眠くなるようだったらそのうち夜もねられるようになります。全く眠気が来ない時、次の項をご覧下さい。
睡眠のための薬
どうしてもダメな時、いわゆる”睡眠のための薬”があります。
これは、きわめて作用の穏やかな生薬:漢方系のものから、病的な強い不眠に使用する強力な睡眠薬まであります。
一般用医薬品では、
A.生薬:漢方系・・・神経を休めて(ストレスなどによる生体への影響を和らげて)きわめて自然に近い睡眠をえられるもの。寝る前ではなく、1日2回ほどのみます。日中のストレスによる神経の高ぶりに対応するものだからです。
依存性、習慣性がなく長期の連用にも問題がありません。
また、この系統の製品のなかには、抗ストレス作用のほか、抗疲労、新陳代謝促進、解毒機能の賦活作用などもあって体の調節作用を高め、その結果徐々に不眠の解消につながっていくものがあります。
(医師向け専門誌”診療と新薬”に掲載 自覚症状改善率 1〜2ヶ月の服用
不眠・・・軽度改善60% 中等度改善39%)
眠るのにも体力がいる。この体力とは、ホメオスタシス=生体の調節機能です。
疲れも度を越すと眠れない。生体調節機能の低下を招くからです。
そういう意味で、抗ストレス、抗疲労の効果のあるものを上手に活用することはたいへん意味のあることだと思います。もちろん、安全性はきわめて高く、睡眠薬等に特有の副作用は全くありません。
B.風邪薬などに含まれるような抗ヒスタミン剤(鼻水、かゆみなどを抑える)を配合したもの.風邪薬の副作用としての眠気をいわば主作用として使うわけです。寝る前にのみます。
睡眠改善薬といいます。作用は医療用に比べ、比較的穏やかですが、もちろん体にいいものではありません。連用は出来るだけさけなければなりません。
処方箋の必要な医療用医薬品。
不眠症治療薬
<バルビツール酸系の薬>
以前よく使用されましたが、寝覚め後の活動抑制(眠気が残る。ふらつく)があり、また、依存性が強いので現在はあまり使われません。
*依存性とは、
タバコなどと同じように、その服用を止めることができなくなることです。(つまり、のまないと寝られなくなってしまう。そして、量がふえていく)
<ベンゾジアゼピン系、その類似薬>
バルビツール酸系の副作用が少なく、最もよく処方される薬です。
催眠、鎮静、抗不安、抗けいれん、筋弛緩、抗うつ作用があります。
*その中で催眠作用の強いものを睡眠薬(睡眠誘導剤・入眠剤・睡眠障害改善剤・睡眠導入剤・・・)といい、
*不安、緊張、興奮など高ぶった神経を抑える作用の強いものを抗不安薬(精神安定剤、心身安定剤・マイナートランキライザー、精神身体平衡剤・・・) といいます。
もちろん、催眠作用もあるので不眠治療の目的で処方されることも多い。
効果の持続時間により以下のように分類されます。
超短時間型、短時間型、中間型、長時間型
不眠の種類と生活習慣、年齢、ストレスの強弱など十分考慮して適切なものが選択されます。
なお、専門医の意見などを見ると、「寝覚め後の、めまい、ふらつき、脱力感、倦怠感などが少ないからといって、安易に服用するものではない。効果が上がれば、速やかに減量、中止すべき」との考え方が多く述べられています。
特に長期連用の場合の副作用として、筋肉を緩めることから運動系、また、記憶、認識系への影響が大きいので、医師によく相談し、指示をキチンと守ると同時に薬の性質をよく理解することがとても大事だと思います。
高齢のかたの場合は、特に注意が必要です。薬の作用時間が長く(薬が体に残りやすく)なるので、、起床時にふらついて転倒する事故がしばしば報告されています。体を起こす時、十分注意したいものです。
眠れないので、家族ののんでいる安定剤をもらってのんだ。というお客様が時々、みえます。これは最も悪い薬の使い方です。上記のように、患者様の不眠の状況をよく把握した上で、処方されていますので、それを、本人以外が服用することはできません。
睡眠薬に限らず、他人の処方薬を使用することは絶対にしてはならないことです。
〈抗精神病薬〉=メジャートランキライザー。
作用が強いので、一般的な不眠ではほとんど使用されません。
〈抗うつ薬〉
抗うつ薬の中には、催眠作用をもつものがあり、薬の説明書には”うつの治療薬です”などとかいてありますが不眠治療を目的に使用されることもあります。
良い睡眠を得ることは、活発な心と体の活動にとって、大切なことです。食事、運動とあわせ健康の三本柱といわれています。
不眠そして睡眠薬の服用による体力低下、新陳代謝、基礎代謝の低下は生活習慣病の遠因になりうると考えられます。
睡眠薬等にたよらず自然な眠りを継続できるために普段どうすればいいか。
不眠症が、これだけ多い現状から予防を考えることはとても大事です。
”眠れない” はい”眠り薬”ではなく、もう一つ踏み込んだ考え方ができると思います。
予防に勝る治療なし。百の治療より一つの予防。
医療の分野でも、予防医学や、メタボリックシンドロームなど先々の重病化を防ぐための取り組みもありますが、公的な保険医療である以上、健康状態に問題がない人の体力UP=病気予防まで面倒見ることはできないでしょう。
予防は個々人が自らの努力と意欲で実行すべきものだと思います。
当店はそういう方たちの応援をしたいと思っています。
****
 5.さて、最後の項目
ここでは、生活習慣病とその予防そして治療中の進行予防について考えて見たいと思
います。
何らかの症状がでて検査の結果要治療に、では遅いということです。
また、薬を服用していても、抑えきれず、薬が増量、追加、変更になっていくのも当
然良いことではありません。
では、それらを予防するにはどうしたらいいでしょうか。
1.今まで述べたように生活習慣を改善すること。
2.定期的に検査を受け、その兆候をチェックすること。
そして、
3.それぞれの病気がどうしておこるのか、
どういう病気なのか、
また、現在服用中の薬がどのようなものなのか、
を十分理解することです。
敵(病気)を知り味方(体の仕組みと体調・体力、薬の性質)を知れば百戦これ危
うからず。
セルフメデイケーション。
医者と薬は舵取り、病気は体力(自己治癒力)で治すものです。
では、個別にみていきましょう。
・高血圧(患者数800万人、予備軍800万人)
血圧とは血管にかかる圧迫度のことです。この度合いが強いと血管は傷つきさまざま
な支障をきたします。
何も気をつけるということがなければ、
正常→血圧高め(境界高血圧)→高血圧(降圧剤服用)→より進んだ高血圧(降圧剤
増量、合併症誘発)・・・というように進んでいきます。
血圧をきめる5つの要因 血圧=心拍出量×抹消血管抵抗
1.心臓から送り出される血液量・・・心臓の異常亢進
2.動脈循環血液量・・・水分代謝が関係
3.血液の粘調度・・・いわゆるドロドロ血
4.血管の弾力性・・・進行すれば動脈硬化
5.抹消血管の抵抗性・・・血液がすみずみまで流れにくい
塩分・脂肪分・カロリー過多、体重・内臓脂肪過多、運動不足、ストレス、酒、タバ
コ、等については誰もが耳にして気をつけていると思います.(ほか、加齢による自然劣化)
では何故、これらのことが血圧に影響を与えるのでしょうか。 理由をしっかり理解す
ることが生活習慣改善につながります。
1.塩分
塩は水分を引き寄せる性質(潮解性)があります。
塩分は、血中に吸収されナトリウムイオンという形で存在します。
ナトリウムイオンが血中にふえると、水分をたくさん引っ張ってきます。どこから
引っ張ってくるのでしょうか。実は血管の外からくるのです。
***体内の水分について***
*体重の60%が水分です。
*水分のうち66%が細胞の内部に、8%が血液、残りが細胞外に存在します。
水分は血管のなかに出たり入ったりすることができ、そうすることで一定の濃度を
保っているのです。
さて、水分が血液中に増えると、当然血圧は上がります。ホースのなかを流れる水の量が増えればホースが脹らむのと同じです。
塩辛いものを食べたら血管が水ぶくれするとイメージしてください。 塩気を取りすぎたとき、のどが渇くのは無意識の塩分対策ということになります。
2.内臓脂肪過多
内臓脂肪は適正だと、アデイポネクチンがでて血管の劣化を防ぎますが、増えすぎると逆に
昇圧物質(アンジオテンシノーゲン)が余分に出ます。腎臓の血圧調整メカニズムがうまく働かなくなり最終的に血管が収縮して血圧が上がります。
水の流れるホースをつまむと水勢が増す=圧が上がるのと同じです。
3.運動不足
適度な運動=有酸素運動が血圧正常化に大きな役割をはたします。
(1)心肺機能を高める
酸素を取り込む力をつける。
おだやかな運動をすると筋肉が多くの酸素を要求するため、血流が活発になり自然と腹式呼吸になります。
腹式呼吸・・・横隔膜が上下するので肺がしっかりふくらみ酸素取り込み量をふやします。吸うとおなかがふくらみ、はくとへこみます。
胸式呼吸・・・横隔膜が上方に引っ張られ、肺が圧迫されるため多くの酸素をとりこめません。息を吸うとき、おなかがへこみます。
運動によって、動脈の進展性がよくなり、肺機能と心筋が強くなり平常時の脈拍をさげます。
肺の働き・・・血液のリフレッシュ=ガス交換・・・酸素を取り込み、二酸化炭素を外に出す。
心臓の働き・・・きれいな血液を全身に供給する。使用済み血液を肺へ送る。
(2)静脈ポンプ
動脈は平滑筋が豊富で弾力性に富んでいます。血液拍出による脈動に耐えなければならないからです。
静脈は、平滑筋が少なくそれ自体で血液を流せません。では何故、心臓から降りてきた血液は重力に逆らって心臓に戻ることができるのでしょうか。
実は筋肉が大きな働きをしています。特にふくらはぎは第2の心臓といわれ、この収縮がポンプのように働き、血液を上方へおしあげます。静脈には逆流防止弁があり、血液が後戻りすることはありません。
このような静脈還流(抹消→心臓)が運動でより促進され、血液循環がよくなり血圧が上がるのを防ぎます。
☆静脈について。
・足のむくみ
多くの場合、下肢の血液がうっ滞し、血圧の上昇を防ぐため、血中の水分を外に出す。そしてその水分が細胞間にたまったものです。特別の病気でなければ、立ちっぱなし座りっぱなしによるふくらはぎの収縮不足が原因です。
・エコノミークラス(ロングフライト)症候群
長時間、ふくらはぎやふとももの筋肉運動がないと、うっ滞した血液中に血栓を生じ静脈がつまって(血栓塞栓症)さらに血栓が静脈→心臓→肺動脈と流れ、この中で血管がつまると肺塞栓症を起こします。
呼吸が妨げられ命にかかわる事があります。
Jリーガーがこれにかかり有名になりました。鍛えた筋肉の場合でも起こるのは不思議ですが、サッカー選手の場合、蹴られたりして血管が傷んでいることが原因の一つです。
・静脈瘤
逆流防止のための静脈弁が働かなくなるためにおこります。血液は上部に流れずそこに留まり皮膚に凹凸ができます。(静脈は皮膚に近いところに分布しているので見えやすい)動脈瘤のように生命にかかわる事はありませんが、静脈の働きが低下していることを示しています。
筋力の衰えた中年以降の女性に多く見られます。
・静脈認証
静脈分布は指紋同様、個体によりすべて違うため、個人の識別に利用できます。
((3)自律神経
さらに、有酸素運動は交感神経の緊張をゆるめます。
筋肉、血管の進展性がUP、血行が促進されます。
さらに、運動後は副交感神経が働き、自律神経の良いリズムがつくられます.
(4)発汗
適度な発汗は体の水分調節機能や体温調節機能を高めます。やはり自律神経の良いリズム
を維持するのに大事な事です。
(5)内臓脂肪の適正化と筋力維持
以上のように、適度な運動が血圧の異常を防ぎ健康状態の維持に大きな役割を果たします。逆に言えば、運動不足は上記のメリットをうけることがないばかりか、体の縮小再生産=老化を早めます。
ただし、脈拍が上がりすぎる運動、急な力がかかるものは逆効果になることがあります。
4.ストレス
ストレスによる体への影響(メタボリック克服の項参照)
交感神経の亢進・・・心拍数増加、血管収縮→血圧上昇
ストレスがかかれば、誰でも一時的に血圧が上がります。不安、不快、苦痛、緊張のストレスでなくても、重いものをもちあげる、排便時の力み、議論する、ご飯をたべるなどでも血圧は上がります。血圧は行動・活動のパワーを生み出すものです。
(低血圧は朝弱い、朝起きられないといいますが、それを表しています。いわゆる、エンジンのかかりが悪い状態です)
しかし、行動・活動が一段落すると、副交感神経が脈拍を下げ、血管を広げて自然な状態に戻してくれます。
ところが、このストレス状態が長期におよぶと、この自然な働きが阻害され、次第に元に戻らない状態になっていきます。
5.酒、たばこ
酒
適量だと血圧低下、長期過量だと 高血圧になるリスクが高い。
まだ十分飲酒と血圧の関係は解明されていません。ただ、過量飲酒の人に高血圧患者が多い、また、心血管障害のリスクが高くなることが統計上知られています。
また、お酒のつまみは塩辛い食べ物がよくあうため、その塩分による血圧上昇も考えられます。さらに、飲酒により体内に発生する有害物アセトアルデヒドの関与も考えられるようです。
たばこ
たばこに含まれるニコチンをはじめとした変異原物質に血管収縮作用と心拍数増加の作用があります。また、活性酸素により動脈硬化が進行しやすくなります。
生活習慣を改善することで血圧の上昇を防ぐ・・・これが最も大事なことはいうまで
もありません。
6.そのほか加齢による動脈の硬変、腎臓、内分泌器官などの病気が原因で起こる二次性高血圧
高血圧の治療薬について
どうしても、安静時血圧が基準値以下にならない時(健康情報/血圧の欄参照)薬物による治療になります。
どの降圧剤を使用するかは、合併症の有無、年齢、血圧上昇の原因、高血圧の種類
(早朝高血圧、仮面高血圧、白衣高血圧・・・)併用薬、服用回数などを考慮して決められます。
主な降圧剤とその作用についてみていきます。
1.カルシウム拮抗剤(抗カルシウム剤)・・・血管に作用する
現在、最もよく使用される薬です。
動脈は平滑筋という筋肉でできています。収縮・弛緩するのが筋肉組織の特徴です。
筋肉細胞にカルシウムイオンが入ると縮み、出ると緩みます。
この薬は、カルシウムイオンが(動脈)細胞に流入するのをブロックして、血管の収縮を防
ぎます。
このことは、カルシウムの摂取とは関係ありません。逆にカルシウムが不足すると、骨からカルシウムが過剰に溶け出し、血圧上昇の遠因になります。
また、ミネラルバランス<ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム>にも注意しましょう。(後述)
一部の抗カルシウム剤の中には、グレープフルーツジュースで作用が強くなりすぎるものがあり注意が必要です。
副作用としては、ほてり、便秘、歯肉の腫れ、頭痛のほか筋肉全般への影響があるといわれています。
2.ARB=アンジオテンシン2受容体ブロッカー・・・血管に作用する。
開発は比較的新しく、近年使用が急増しています。他の臓器(主に心臓、腎臓)への影響と副作用が比較的少ないためです。
腎臓から出るレニンにより生成する昇圧物質(アンジオテンシン2)が血管に作用する
のを抑えます。血管の収縮による血圧上昇を防ぐ効果があります。
副作用はめまい、ふらつき、頭痛、血管浮腫、筋肉の異常感など。また、血糖降下剤
との併用の場合、低血糖に気をつけましょう。
3.ACE阻害剤・・・血液中の酵素に作用する
昇圧物質はそれに見合った酵素により作用を現します。その酵素=アンジオテンシン
変換酵素の働きを阻害します。
副作用はめまい、ふらつき、血管浮腫、血液への影響のほか、から咳がでることがあります。
このタイプの降圧剤を服用中、から咳がでた場合、自己判断で咳止めなど飲まないで処方医にご相談下さい。
4.利尿降圧剤・・・腎臓の糸球体に作用します
尿量を増やして、水分とナトリウムを減らし、循環血液量を調節します。
トイレの回数が増えることがあります。
カリウムも失われ、倦怠感や筋肉の働きなどに影響が出るので、カリウムの多い野
菜、果物など不足しないようにします。
糖尿、通風が疑われる時はこの薬は使われません。
この薬を服用中、耳鳴り、難聴を感じたら処方医に相談してください。
5.ベータブロッカー・・・心臓のベータ受容体に作用する
心拍数(脈拍)や心筋の収縮を和らげ血液拍出による血管への圧迫度、つまり血圧を下げます。心臓の負担も小さくなります。
副作用は、徐脈、血流低下、気管支への影響がでる場合もあります。自己判断で急に
服用をやめるとリバウンドすることがあり注意が必要です。
まれですが不眠、悪夢が現れる場合があります。
6.アルファーブロッカー・・・ 血管のアルファー受容体に作用します。
抹消血管を拡張させて血圧を下げます。早朝高血圧タイプの人によく使われます。
単独より、他の降圧剤と併用することが多いようです。
たちくらみ、めまい、脱力感、発汗、動悸、ほてり、顔の紅潮
この他、α,Β両受容体をブロックするもの、利尿剤とARBが合剤になったものなどがあります。
いずれも、効果が強く出て急な血圧降下から、めまい、ふらつき、たちくらみがおきることがあるので、高齢者の場合、転倒に注意しましょう。
自分の判断で、勝手に服用を止めるとリバウンドで急な血圧上昇がおきることがあります。
1.医師の指示をよく守ること
2.できるだけ、血圧を自己チェックし、状態を把握すること。
3.何もしなければまた血圧が上がっていく可能性があるので、薬をのんでいるからといって安心せず、生活習慣を見直しましょう。
高血圧はサイレントキラーといわれ、いわゆる痛痒を感じることなく体の器官(特に心臓、腎臓、血管=動脈硬化)に大きな負担をかける病気です。しかし、予防がむつかしいものではありません。予防のこと、医師に聞きにくいことなどありましたらご相談下さい。
・糖尿病(患者数700万人 予備軍 700万人)
血糖値が高くなり正常に戻らない病気です。血糖値とは血液中のブドウ糖のこと。
例えると、道路がいつも糖という車で渋滞している状態です。
ここでは、生活習慣が主な原因でおきる2型糖尿病について考えます。
その生活習慣とは、
1.過食 2.運動不足 3.ストレス 4.不規則な生活 5.肥満
何も気をつけるということがなければ、
正常→血糖値高め(糖尿病予備軍)→糖尿病(血糖降下剤服用)→より進んだ糖尿病(血糖降下剤増量、追加)→さらにインスリン注射、合併症誘発・・・というように進んでいきます。
***遺伝性
遺伝性の要素が多い病気といわれていますが、遺伝があっても気をつければ必ず糖尿病になるということはありません。
***糖尿病の診断基準。
1.早朝空腹時血糖・・・126以上
2.定量ぶどう糖接取2時間後の血糖値・・・200以上
3.随時血糖値・・・200以上
1か2か3が確認され、次回診察で、
口渇多尿などの症状,ヘモグロビンA1C値などの自他覚的所見で診断。
さて、上のような生活習慣がどうして高血糖を招くのでしょうか。
1.過食
食事をとると、胃で消化、小腸で吸収され血液中にブドウ糖(炭水化物などが分解したもの)が増えます。
すると、インスリンが分泌され、糖を処理しますが、長期にわたる過食によりインスリンの働きが悪くなり処理力が落ちます。
(インスリンは、糖という車の交通整理、連日、交通量が多いと疲労がたまり働きが悪くなる)
2.運動不足
インスリンにより血中の糖は細胞に運ばれ、これを酸素で燃やして活動エネルギーの素になります。
運動不足だと、糖が消費されず、血中の糖は細胞に入り込みにくくなります。
(荷物がはけないので、倉庫に車があふれ道路の車がはいれない)
3.ストレス
血流が悪くなり活動,代謝エネルギーの低下を招くのと、インスリンの働き(糖の処理力)が落ちます
4.不規則な生活
体のリズムを崩し、自律神経の乱れから、糖を処理、保存、活用する力が低下します。
5.肥満
多くは、1〜4の結果としてあらわれます。
肥満による内臓脂肪の増加がインスリンの働きを低下させます。
インスリンがちゃんと分泌されていても、その働きが悪いことをインスリン抵抗性といいます。
したがって、糖尿病を予防するためには、
適正な食事量、適度な運動、規則的な生活、ストレスを緩和する、ということになります。
言葉でいうことは簡単ですが、実行はなかなか難しいのが現実です。
そこで、
適正な食事量・・・むやみに食事量、食事回数を減らすことは、よくありません。
なぜなら、
1.栄養のバランスを悪化させる。 2.空腹を耐えるストレスはからだによくない。
3.基礎代謝が悪化し、リバウンドしやすくなる。 4.便秘しやすくなる。
*カロリーだけをカットし必要な栄養には影響しないハーブ系でミネラル補給のサプリメントが効果的です。(1か月3150円〜6090円)
*適度な運動・・・有酸素運動、消費カロリーを高めるダイエットシューズ(普通の靴よりも1.5倍エネルギーを消費する)の活用
*
運動時に摂取すると消費エネルギーを高めるサプリメントの活用。(1か月5800円〜8190円)
ストレス緩和・・・ストレス負荷による体力の低下を防ぐ天然植物を活用する。
(2854円〜)
さて、残念ながら食事運動療法にもかかわらず、血糖値が下がらず、糖尿病と診断された時の薬物療法について
1.インスリンの分泌を促すもの、すい臓ラ島β細胞に作用します。
・スルホニルウレア系 主に空腹時血糖を改善
・グリニド系 即効性、主に食後過糖を改善
2.糖質の吸収を抑えるもの
・αグルコシダーゼ阻害剤…食後過血糖の改善、小腸に作用します。
3.インスリン抵抗性(分泌されているが作用が弱い) を改善するもの。
・ビグアナイド系・・・肝臓に作用し糖の合成を妨げます。
・チアゾリジン系・・・脂肪組織に作用し、肥満を伴う場合に効果的です。
4.インスリンを注射
血圧、内臓(腎臓、心臓、すい臓など)の合併症の有無、血糖曲線、肥満度、生活習慣などを考慮して最適な治療法が選択されます。
治療としては、まず、飲み薬から始め、効き目が表れにくくなれば増量、追加し
それでも血糖値、HbA1c値が改善されないとインスリン注射というのが一般的な
流れです。
専門医の意見では、スルホニルウレア系などの長期服用で、すい臓に負担がかかり合併症を引き起こしやすくなるので、早めにあるいは治療初期からインスリンという考え方もあるようです。
***低血糖
治療中最も気をつけなければならないのが低血糖です。強い症状が出ます。
特に何らかの事情で食事がきちんと取れないとき(シックデイ)などは血糖降下剤の作用が強く出て低血糖を起こしやすくなります。
症状
だるさ、ふらつき、手指の震え、冷や汗、頭痛、ひどくなると、痙攣、血圧低下、意識障害、呼吸障害
すぐ、糖質を補給しなければいけませんが、糖吸収を抑える薬(αグルコシダーゼ阻害剤)の場合は、必ずぶどう糖を摂取しなければなりません。
***糖尿病の進行による合併症
糖尿病の初期はほとんど目立った症状はありません。口渇、多尿、倦怠感が出る人もいますが、糖尿病が恐ろしいのは、何より合併症です。
高血糖状態が続くと、
末梢の血液循環が妨げられるので、毛細血管の豊富な組織=眼の網膜、腎臓の糸球体、神経細胞などに大きな障害をうけます。
糖尿病がひどくなり、失明した、人工透析することになった、足の壊疽をおこした、など耳にしたことがあると思います。
薬を飲んでいるからと言って安心せず、生活習慣を見直しましょう。ご相談ください。
***血糖降下剤の副作用
低血糖のほか、
αグルコシダーゼ阻害剤は放屁、腹部膨満感など
ビグアナイド剤は場合により重い副作用が現れることがあります。
服用のし始め、増量の時出やすいといわれています。
チアゾリジン剤はむくみ、心臓、肝臓の異常。
いずれも、異常を感じたら早めに医師、薬剤師にご連絡ください。
早く対処すれば防ぐことができます。
最後に
日本人は内臓脂肪増加によるインスリン抵抗性型の糖尿病が多いといわれています。
この内臓脂肪が増加しやすい遺伝子(β3アドレナリン受容体の変異=倹約遺伝子)を持っているかどうかの検査キットを取り扱っています。
日本人は5人に1人がこの倹約遺伝子を持っています。これは欧米人よりはるかに高率です。日本人は生活習慣で内臓脂肪が蓄積して肥満し、糖尿病になりやすい人種です。 これを知ることにより、予防への意識が高まります。お知らせのコーナーをご覧ください。
・脂質異常症(以前は高脂血症とよばれていました。)
高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセリド血症
血液中のコレステロール、中性脂肪の検査値が異常になる病気です。
(つづく)
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