朝が苦手なんて言わせません−低血圧
朝寝坊をしてしまった時の理由で「目覚ましが鳴らなかったから」「夕べよく寝られなかったから」など と並んで多いのが、「低血圧」ではないでしょうか。朝、重くだるい体を引きずって満員電車に乗るのは 本当に辛いものですよね。でもあきらめないで下さい。低血圧特有のめまい、だるさといった症状は、生 活習慣を見直すことでかなり改善することができます。

低血圧の種類と特徴
  明確な診断基準があるわけではありませんが、一般的には最高血圧(収縮期血圧)が100〜110mmHg以下の 人を低血圧とみなします。低血圧には「本態性低血圧」「症候性低血圧」「起立性低血圧」の3つのタイ プがあります。「朝が弱い」「午前中は頭がすっきりしない」という私たちがイメージする低血圧の典型 ともいうべきものが「本態性低血圧」です。原因ははっきりしないものの、血圧が常に低く、朝なかなか 起きることができない、肩こり、めまい、疲れやすい、目が疲れる、頭痛、腰痛−などの症状がみられま す。「症候性低血圧」は、糖尿病、貧血、甲状腺の機能低下、薬の服用など、おもに病気が原因で起きる 低血圧です。一方、急に立ち上がった瞬間や、長時間立ちっぱなしの時にめまいや立ちくらみを起こすの が「起立性低血圧」です。血圧を調整する自律神経が上手く働らかず、立ち上がると急激に血圧が下がっ てしまうことから、こうした症状が出ます。
朝食抜きは「厳禁」
  低血圧の原因としては、もともとの体質、食生活、ストレスなどが考えられます。「症候性低血圧」につ いては低血圧を引き起こしている病気を治療することが先決ですが、朝起きられない、全身がだるいとい った不快な症状は生活習慣の改善で軽減されます。まずは早寝早起きを心がけて規則正しい生活を送るこ とです。睡眠不足や夜型の生活は、朝をますます苦手にするだけです。食生活にも注意が必要です。1日 3食をバランスよくとるのはもちろんですが、なかでも朝食抜きは血圧が上がらなくなるので厳禁です。 食欲がないのであれば量は少なくても構いませんから、朝食は必ずとるように努めましょう。
適度な運動も効果的
  適度な運動をして血液の循環をよくすることも大切です。ストレッチ、ウォーキングなど無理なく続けら れる運動がお勧めです。ただし汗をかいて水分や塩分が失われると血圧が下がってしまいますので、水分 補給はお忘れなく。「いやいや運動は続かなくって・・・」という人は、朝ふとんの中やベッドで体をグ ッと伸ばしたり、縮めたりするだけでも体に酸素と栄養が行きわたり、頭がすっきりしてくるはずです。 起立性低血圧の人は、立ち上がる時の動作をできるだけゆっくりするようにしましょう。

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