忍び寄る生活習慣病の影−メタボリックシンドローム
今やすっかり市民権を得た感がある「メタボリックシンドローム」。 とかくお腹回りに話題が集中しがちですが、ただ中年太りでお腹がぽっこりするだけだと侮ることなかれ! そのまま放っておくと、生活習慣病はもとより、心筋梗塞や脳出血といったこわ〜い病気の引き金になりかねないのです。

40歳以上を対象にしたメタボ健診・保健指導がスタート
この20年4月からすべての医療保険者(自営業者が加入する国民健康保険、サラリーマンが加 入する健康保険組合、政府管掌健康保険など)は、40歳以上の加入者と被扶養者に対してメタ ボリックシンドロームに着目した健診(=特定健診)を実施し、該当者には生活習慣を改善す るための保健指導(=特定保健指導)を行うことを義務付けられます。まさに国をあげてのメ タボリックシンドローム一掃作戦がスタートすることになるわけです。
「男性は腹囲(ウエストではなくへそ回り)85センチ以上、女性は90センチ以上」というよく 知られた基準のほか、以下に掲げる項目のうち2つ以上の項目があてはまると、メタボリック シンドロームと診断されます。
【脂質異常】中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満のいずれかまたは両方
【高血圧】最高血圧130mmHg以上、最低血圧85mmHg以上のいずれかまたは両方
【高血糖】空腹時血糖値110mg/dl以上
メタボと診断されたら?
内臓にみっちりと脂肪を蓄えたメタボリックシンドロームの人たちは、糖尿病、高血圧、高脂血 症になる一歩手前のいわば生活習慣病予備群なのです。諸悪の根源である内臓脂肪を減らすには 1にも2にも運動。何事も続けることが大事ですから、ウオーキングのような手軽な運動から始 めてみてはいかがでしょう?体をよく動かすようになると、血糖や糖質がたくさん消費されます から内臓脂肪が減りやすくなり、結果として高血糖、脂質異常、高血圧といったメタボ特有の症 状が改善され、生活習慣病に移行せずにすみます。
どんな病気にもいえることですが、食事は1日三食をバランスよくとるよう心がけましょう。と くに夕食は軽めにして、脂っこい食べ物を控えましょう。

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