生理前のイライラ、気分の落ち込み、むくみ−月経前症候群(PMS)
 生理前になると、体調が悪くなる月経前症候群(PMS)に悩む女性が増えています。 PMSとは、生理前の1週間から10日間くらい、むくみやだるさ、便秘、イライラ、気分の落ち込み、にきび、シミの悪化などの不快な症状が続く月経トラブルのこと。長い人だと2週間も症状が続くことがあり、重症になると生活や人生の質にも影響してしまいます。
「我慢するしかない」と思っている人も多いのですが、実はちょっとした工夫で予防ができます。

「プロゲステロン」のはたらき
 PMSの原因のひとつとして考えられているのは、「プロゲステロン」という女性ホルモン。女性ホルモンには、女性らしさや若々しさを保つ「エストロゲン」と、排卵しなければ分泌されない「プロゲステロン」の2種類がありますが、PMSは、プロゲステロンの感受性の高い人ほど症状が強く現れます。たとえば、これらがPMSを悪化させる要因となります。
●過度なストレスにさらされている
●生活習慣が不規則
●からだが冷えている

「冷え」と「ストレス」は大敵
 PMSの予防のためには、それらの要因から自分を守ること!ストレスをなるべく抱えず、規則正しい生活習慣を送るとともに、冷房などでからだを冷やさないことが大切なのです。これは、ストレスによって自律神経が乱れて心身のバランスが崩れると、症状が強く出やすいとも言われているため。さらに、からだが冷えていると血液循環が悪くなり、老廃物が臓器にたまり、本来の機能が損なわれやすくなっています。わきの下で測った体温が36℃以下の冷えのひどい人は、代謝機能が低く、PMS症状も強く現れやすいと考えられています。
からだを冷やすことは、生理痛の原因にもなります。特に女性はからだが冷えやすいので、注意しましょう。基礎体温を測っておくと、月経周期に伴うからだや心の変化がわかり、コントロールしやすくなります。妊娠を望む人だけでなく、月経トラブルに悩む人にもぜひ身につけてほしい習慣です。

◆PMSチェック
生理前の1週間から10日にこんなことはありませんか?
□むくみ・だるさがある
□頭痛や頭重感がある
□便秘をする
□お腹やバストがはる
□食べ物の好みが変わる
□イライラする
□気分が落ち込む
□うつのような症状が出る
□わけもなく涙が出る
□集中力や判断力が落ちる
□不安を感じる
□肌が敏感になる
□シミやにきびが悪化する

チェックの数が多い人ほど、重症です。婦人科を受診しましょう。

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