油断大敵!秋冬の感染症対策
 秋冬は集団感染を引き起こす感染力の強い感染症が流行する時期。なかでも、インフルエンザやのどの痛みやせきなどの呼吸器症状を引き起こすRSウイルスは、せきや鼻水などの飛沫による感染や、感染者が触ったドアノブや電話の受話器などを介した接触感染によって広がります。しっかり予防と対策に取り組みましょう。

感染症にも要注意!手洗い・うがいを心がけましょう。
 秋冬はインフルエンザだけでなく、ウイルスや細菌による感染性胃腸炎や呼吸器感染症など、ときには集団感染を引き起こす感染力の強い感染症が流行する時期です。
大人、子どもに限らず、かぜや下痢は誰もが患うことがあるポピュラーな病気ですが、その原因のほとんどがウイルスや細菌の感染によるもの。
 例えば、激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れる「感染性胃腸炎」は、夏場はO-157やサルモネラ菌などの細菌感染による「細菌性胃腸炎」が流行し、冬場はノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス感染による「ウイルス性胃腸炎」が流行します。
 また、鼻水やのどの痛み、発熱などの症状を引き起こすかぜも200種類以上ともいわれるウイルス感染によるもの。高熱を引き起こすインフルエンザも、インフルエンザウイルスの感染によって起こる病気です。
 秋から冬にかけて注意したいのはこうしたウイルスや細菌からの感染。特にウイルスは、気温や湿度の低下に伴って活性化し、人間の体内で増殖して強い感染力を持って人から人へと広がります。
 インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルス、RSウイルスは秋冬に大流行することが多い感染力の強い感染症です。
 感染性胃腸炎の主な感染経路は、感染者の便や嘔吐物に触れた人の手などを介して人から人へと感染する場合と、ノロウイルスのように加熱が不十分な二枚貝などの食べ物から感染する場合と、大きく2通りあります。
 また、インフルエンザやのどの痛みやせきなどの呼吸器症状を引き起こすRSウイルスは、感染した人のせきや鼻水などの飛沫による感染や、感染した人が触ったドアノブや電話の受話器などを介した接触感染によって人から人へと広がります。
 ウイルスによる感染症の治療は、いまのところ季節性インフルエンザ以外にはウイルスを撃退する特効薬はなく、対症療法しかありません。
 それだけに、感染力が強い感染症から身を守るには、ウイルスや菌の特徴や感染の仕方を知り、体内に侵入させないよう「手洗い」「うがい」を徹底することが大切。そして、睡眠不足や過労、栄養不足を避け、からだの抵抗力を高めましょう。抵抗力があれば、ウイルスや細菌が体内に侵入したとしても自らの力で撃退することができます。体力に自信がある人も感染症を他人事と捉えず、しっかり予防と対策に取り組みましょう。


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