効果を上げるウォーキング術
 ウォーキングは年齢を問わず、誰でも気軽に取り組める健康法のひとつ。最近は、ダイエットにも効果的な有酸素運動として注目され、すでに始めている人も多いことでしょう。
体重や血圧、コレステロールは、運動による効果が現れるまでに1ヵ月近く時間がかかるので、結果を焦らないこと。また、血圧や体重(体脂肪率)のように自分でも測れる数値は、グラフなどにつけていくと効果が目に見えて、意欲も高まります。
最近は、メタボリックシンドロームに代表されるように、肥満が招く病気が実に多いことから、「運動処方」としてウォーキングを推奨している医療機関も少なくありません。病気の一歩手前や体調不良を抱えているような場合は、専門の医師に相談しながら取り組むとよいでしょう。
さて、ウォーキングを始めてみたものの、「思ったよりも効果が上がらない」、「関節が痛くなって、やめてしまった」という人は、歩き方が間違っている可能性があります。まずは、正しいフォームを知りましょう。
実は「歩く」というのは、足だけの筋肉運動ではなく、全身の筋肉を使って行う「全身運動」。そのため、足だけで歩こうとしたり、間違った歩き方をしたりしていると、腰やひざ、足首などを痛め、充分歩いているはずなのに、思うような効果が上がらないことがあります。

ウォーキングの正しいフォームのポイント

  • 視線:下げすぎないように、安全な範囲でやや遠くを見る
  • 肋骨:ため息をひとつついたような、楽な感じに
  • みぞおち:他の人に手を入れられてぐっと引き上げられているような感じで、上下に動かないように
  • ひざ・もも:着地時は突っ張らないで柔らかく、けり出すときは伸ばすように
  • 頭:首の後ろから上に引き上げられているイメージ
  • 肩から首:腕は肩からではなく胸の中心から出ていると思って振る
  • 胃から下腹部:歩いている間じゅうお腹を引っ込め、足を前に出すのを助ける
  • ウエスト:反らせない、丸めない
  • お尻:左右に揺れないように。お尻からが足だと思ってけり出す
  • 足:つま先を上げてかかとで着地。けり出すときは指のつけ根で地面を押しきる
 なお、ひざや腰に痛みのある人や、高血圧、糖尿病などの持病のある人、さらにその恐れのある人は、まずは医師に相談しましょう。安全な運動を長く続けることこそが、健康の秘訣なのです。


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