2歳未満のかぜはまず受診を!
急に涼しくなってくると心配になるのが、寝冷えによるお子さんのかぜ。ちょっと鼻水が出たり、軽いせきが出たりしている程度なら、わざわざ医療機関に連れて行かなくても買い薬を飲ませればいいやと思いがちですが、2歳未満のお子さんについて厚生労働省から気になる通達が出ています。

2歳未満は原則医療機関にかかるよう使用上の注意を見直し
厚生労働省は平成20年7月、街の薬局などで販売されている一般用かぜ薬の「使用上の注意」を見直すよう製薬会社に指示しました。対象となるのは、一般用のかぜ薬、鎮咳去痰薬(咳止めや痰を出しやすくする効果がある薬)、鼻炎用内服薬。具体的指示内容としては、薬の箱の中などに入っている説明書(「添付文書」といいます)の「用法および用量に関する注意」の欄に「2歳未満の乳幼児には、医師の診察を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させること」と記載するように要請しました。さらに薬の外箱や容器、薬の本体の包装にも、同様の文言を記載するよう求めています。

今回の見直しは、平成20年1月にアメリカの医薬食品局(FDA、アメリカの厚生労働省)が小児向けの一般用かぜ薬の服用で死亡例や、けいれん、意識レベルの低下、動悸などの重い副作用が報告されたとして2歳未満の小児への使用を避けるべきとする勧告を出したことがきっかけとなっています。 2歳未満のお子さんをお持ちの方は安易に市販のかぜ薬を飲ませないようご注意を。また薬の添付文書や外箱、容器にはこのように大事な情報が掲載されていますので、服用前には必ず目を通すように心がけてください。

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