お薬も鮮度がいのち?−薬の使用期限
皆さんは薬をどのように保管していますか?「救急箱に入れっぱなし」「引き出しの決まった所へまとめている」など様々でしょうが、お薬は化学物質ですから保管方法を誤ると変質してしまうことがありますし、卵やお肉といった生鮮食料品と同じように消費期限(お薬では使用期限や有効期限といいます)もあります。効き目のない薬を飲んでも何にもなりませんから、正しい保管方法を覚え、使用期限が過ぎたものは処分するように気をつけましょう。

保管は子どもの手の届かない所に
温度、湿度、光、酸素などは薬の品質に影響を与えます。基本的には常温での保管で問題ないのですが、なるべく風通しのよい、直射日光があたることのない場所に保管するようにしましょう。また小さな子どもは目につくものを何でも口に入れてしまうものです。厚生労働省が毎年行っている乳幼児の誤飲事故に関する調査では、大人が目を離した隙に薬を飲んでしまった事例が多数報告されています。小さなお子さんがいるご家庭では、子どもの手が届く場所にぜったいに薬を置かないように注意しましょう。
薬の箱や袋などに書かれている使用期限や有効期限は、未開封の状態で、薬についている説明書(添付文書)の指示通りの方法で保管した場合の期限です。いくら使用期限内であっても、いったん開封して中にゴミが入ってしまったり、きちんとフタをしめていなかったために雑菌が入ってしまったりすると、薬は変質してしまいます。開封した薬は、使用期限に関係なく、錠剤・カプセル剤だったら6か月〜1年、目薬は1か月、シロップ剤は10日前後を目安に処分しましょう。

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