糖尿病内科、乳腺外科などが続々登場? 診療科名が変わります
医療機関にかかる時、どの診療科にかかったらいいか迷ったことはありませんか? こうした患者さんの悩みに応えようと、国は平成20年4月に医療機関が看板などに表示する診療科名(標榜診療科名といいます)を全面的に見直しました。

狙いは患者さんからみた「わかりやすさ」
従来は医療機関が表示できる診療科名を国が1つひとつ決める方法が取られていました。 ただ38もの診療科に細分化されているうえ、「消化器科」や「循環器科」のように具体的病名と結びつきにくい名称や、「精神科」と「神経科」のように似通った名称があり、一般の人には分かりにくいという声がありました。
そこで国は今回、患者さんが自分の病状や病気にふさわしい診療科を見つけやすくすることを念頭に大幅な見直しを実施しました。 具体的には、内科、外科、精神科、小児科、眼科、皮膚科などの基本的な診療科名(これらは単独での表示も可能)に▼体の部位や器官、臓器、組織(頭部、腹部、脳、血管など)▼症状、病気の名称(感染症、腫瘍、糖尿病、がんなど)▼患者の特性(女性、男性、老人、新生児など)▼診療方法の名称(整形、臓器移植、内視鏡、透析など)−のいずれか、あるいは複数を自由に組み合わせる方式に変えました。 一方で、従来の「神経科」「呼吸器科」「消化器科」「胃腸科」などは単独での表示が認められなくなり、姿を消してゆくことになります。
看板などの掛け替えをする医療機関から順次、新しい診療科名に切り替えていくことになっているので、皆さんが変化を実感するのは少し先になるかもしれませんが、たとえば今後は、「腫瘍内科」「乳腺外科」「糖尿病内科」といった診療科名が登場することになります。 また、今回の見直しで「救急科」「臨床検査科」などが新規追加されています。

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