救命率の向上に貢献してます AED
近頃、駅やスーパー、映画館など人が集まる場所で「AED」と書いてあるボックスをよく見かけるようになりました。ところでこの「AED」って何に使うものだか知っていますか?

救命処置が1分遅れるごとに助かる確率は10%低下
AEDは「自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき)」という正式名称の救急救命用器機です。心臓麻痺などで心臓が停止してしまった人の裸の胸に電極のついたパットを貼りつけ、電気ショックを与えることで蘇生させます。心停止となった人の救命は最初の3分間がカギといわれ、助かる確率は1分経過するごとに10%低下します。救急車の到着時間は6分前後といわれていますので、この間にきちんとした処置が行われるかどうかが生死の分かれ目になります。日本でのAED普及は平成16年から始まり、平成19年末現在で公共施設などを中心に8万台以上が設置されています。東京マラソンで倒れた人や、野球のボールが胸にあたって心停止した高校生がAEDによって助かったというニュースは記憶に新しいところです。

AEDは、医療の知識がない一般の人でも使えるように設計されていて、胸に貼りつけられた電極パットを通じて心臓の状態を自動的に診断し、必要な時だけ電流を流します。「自動」という名称がついているのはこのためです。音声で操作手順を説明してくれますので初めての人でも使用可能ですが、いざという時にあわてないよう、消防署や日本赤十字社、医師会などが実施している講習会を一度受講してみてはいかがでしょう。


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