ねばねばが胃腸をケア オクラ
さっぱりしていて、ローカロリーなオクラ。切り口が星型で見た目も可愛らしいのですが、注目すべきはやはりあの「ねばねば」でしょう。オクラのねばねばにはお腹のコンディションを整える働きがあり、夏バテで胃が疲れている時や、外食続きでカロリーを摂り過ぎの時にはもってこいの食材です。 【レシピ提供:中元千鶴(ヘルシー料理研究家/食生活・サプリメント・ダイエットアドバイザー】

コレステロールの排泄を促す働きも
オクラのねばねばの元であるペクチンやムチンは胃や腸の働きを助けてくれる成分です。ペクチンは水溶性の食物繊維で、たんぱく質の吸収を助け、コレステロールの排泄を促す働きがあります。ムチンには整腸作用があるとされ、疲れた胃の粘膜を補強してくれるので、お酒を飲む前などに食べるのもおすすめです。ほかにも、老化防止などの抗酸化作用でお馴染みのβカロテンや、ビタミンB1、B2、C、E、鉄分、カルシウムなどの栄養に富んだ緑黄色野菜です。大豆や魚、肉などと一緒に食べると、たんぱく質の吸収効率がさらに上がります。「オクラ納豆」などが良い例です。
今では一年中、市場に出回っているオクラですが、国内で露地栽培されるオクラの旬は6〜9月。太陽の恵みをいっぱいに含んだ夏野菜です。
下処理
オクラを調理する時は、下ごしらえとして表面のうぶ毛を先に取っておくと口当たり良くなります。塩をふって、まな板の上でコロコロ転がして板ずりをすると簡単に取れますし、茹でた時の色も鮮やかになります。ちなみに、表面にうぶ毛が密集していて、サヤの色が鮮やかなものほど、新鮮で味がいいといわれています。オクラを選ぶ時の基準にするといいでしょう。
レシピ紹介
今回は使い回しができるアレンジレシピをご紹介します。そのままでも美味しいおかずが少し手を加えるだけでメイン料理に変身しますよ。

【納豆とオクラのネバネバサラダ】

消化酵素がたっぷりで滋養強壮にもいいネバネバ食材は夏バテ解消にピッタリ。
お酢でさっぱりと仕上げ、青のりの香りとクルミの歯ごたえをアクセントに。
(1人分178kcal 塩分3.0g)

納豆とオクラのネバネバサラダ 材料 [2人分]
納豆
オクラ
山芋
かいわれ大根
クルミ
青のり
調味料(A)黒酢
      薄口しょうゆ
      からし

1パック
1パック
5p
1パック
大さじ2
大さじ1
大さじ1
大さじ2
適宜
(粉末小さじ1/2程度)

■ 作り方
1.調味料(A)を混ぜ、納豆を入れてねばりがでるまでよく混ぜる
2.オクラは薄い輪切り、山芋は皮をむいて納豆と同じ大きさに角切り、クルミは粗くきざむ
3.かいわれ大根は根を切り落として半分に切る
4.1に2を入れて混ぜ、食べる直前に3と青のりを入れてさっと混ぜて盛り付ける


【アレンジ1 ネバネバぶっかけそば】

ネバネバぶっかけそば ネバネバサラダはそばとの相性も抜群です。しょうゆかポン酢を少し足して味を濃くし、氷水でしめた冷たいそばの上に盛り付けて、まぜながら食べましょう。十割そばを選ぶとおいしいそば湯も楽しめます。
(1人分361kcal 塩分3.0g)

【アレンジ2 ネバネバ丼】

ネバネバ丼 温かい玄米ごはん(なければ白いごはんでもOK)の上に焼きのりを散らし、ネバネバサラダをのせれば低カロリーで栄養バランスもバッチリのどんぶりに。お好みでしそやゴマ、みょうが、ネギなどの薬味を添えてもおいしく食べられます。
(1人分361kcal 塩分3.0g)

中元千鶴
ヘルシー料理研究家、食生活・サプリメント・ダイエットアドバイザー。美容と健康を考えた、無理のないナチュラル志向の食生活を提案し、食事指導のほか、講演、執筆、イベントプロデュースなど幅広く活躍中。http://www.opti.join-us.jp

(C)2008 MyPharmacy, All rights reserved.