秋は松茸の香りと栄養を存分に
秋の味覚の代表、松茸。「香り松茸、味しめじ」といわれますが、最近はこの松茸独特の香りの成分にがんの予防効果があるとの説もあり注目されています。

お勧めは少ない量でも松茸らしさを堪能できる「土瓶蒸し」
松茸の旬は9月から11月。生きた松の根元に自生する松茸は、ほかのきのこと違って人工栽培ができません。価格が高いのはこのためです。韓国、北朝鮮、中国、カナダなどからの輸入品であれば、比較的安価で手に入りますので、旬の香りを食卓で楽しんでみてはいかがでしょうか。

松茸には、カリウム、ビタミンB群、ビタミンD、食物繊維、ナイアシン、エルゴステリンなどの成分が含まれています。ナイアシンは、エネルギーの代謝やアルコールの分解を助け、肌荒れや肝臓病の予防、二日酔いを解消する効果があるといわれています。エルゴステリンは、ビタミンDになる手前の成分。カルシウムの吸収を促進し、骨粗しょう症を予防します。また松茸だけに含まれる香り成分「マツタケオール」にはがんの予防効果があるという説があります。

松茸は軸が太く、表面が湿っていてカサが開ききっていないものを選びましょう。調理の際には豊かな香りを損なわないためにも水洗いは避けてください。汚れは湿らせたペーパータオルや布きんで軽く拭きとる程度に止めます。根元の石づきの部分は鉛筆を削るように包丁で削り取とります。

炊き込みご飯、お吸い物、網焼き、土瓶蒸しなどが代表料理ですが、少ない量でも香りを存分に楽しめるのが土瓶蒸し。ナイアシンは水溶性ですから栄養面で考えてもお勧めの調理法といえるでしょう。

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