栄養満点、漢方薬にも 銀杏
秋たけなわ、黄色く紅葉したイチョウ並木は心を癒してくれます。その実である銀杏(ぎんなん)は、漢方にも使われるほど栄養豊かな果実です。鼻にツ〜ンとくる臭いが曲者ですが、わざわざ自分で拾わなくても、最近はスーパーや八百屋で簡単に手に入ります。茶碗蒸しやおでんに入れたり、炒って塩をふりお父さんの晩酌のお供にしたりするのはいかがですか?

抗酸化作用が高く、ビタミンも豊富
銀杏の旬は10〜11月。イチョウの原産地は中国で、中国から日本に伝わり、今では神社、公園、学校などに植えられていて、秋になるといっせいに、銀杏を落とします。

銀杏は、抗酸化作用が高く、老化や肌荒れの防止効果があるビタミンB、C、βカロテンなどの栄養素が豊富。体内の塩分を排出して高血圧を防止する効果があるカリウムも含んでいます。漢方では咳止めの成分に使われているそう。

銀杏拾いはとても楽しいものですが、実の外側の肉質部分に触れるとアレルギー性皮膚炎を起こすことがありますので、必ずゴム手袋や軍手をはめましょう。拾った実は土に埋めたり、水に浸したりして外側の肉質部分を腐らせ除いた後、よく乾燥させます。殻つきのまま冷蔵庫で保存すれば3か月はもちます。

銀杏を使ったレシピで一番簡単なのが炒り銀杏。包丁の柄や金づちなどで殻を叩いて割れ目を入れた後、フライパンで転がしながら炒ります。殻に割れ目を入れた銀杏を封筒などに入れてレンジでチンするのも簡単でおすすめです。ただし微量の中毒物質を含んでいるので、食べすぎにはくれぐれも注意しましょう。

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